所得税などをダイレクト納付(銀行口座引き落とし)で複数の銀行口座に分割して納税する方法




所得税などをダイレクト納付(銀行口座引き落とし)で複数の銀行口座に分割して納税する方法

e-Taxソフト(WEB版)を使って,所得税などをダイレクト納付(銀行口座引き落とし)で複数の銀行口座に分割して納税する方法を解説します。

ダイレクト納付とは,上記の通り税務署からのメッセージから飛んで銀行口座から引き落としてもらうという方法です。

事前に「e-Taxの利用開始手続」と「ダイレクト納付利用届出書」の提出が必要です(初回のみ)。

なお本記事は,e-Taxで「申告等データを送信した場合」で「メッセージボックスから納付(納付情報登録不要)」は既にできる状態という前提から始めます。

なお,複数のクレジットカードで納付したい場合は下記の記事をどうぞ。

所得税などをクレジットカード複数枚で分割してオンライン納付する方法

2021-03-10

「納付情報登録依頼」がメッセージボックスに届くが,これだと全額一括納付しかできない

上記にあるように,所得税などの申告等データを送信した場合,申告等データに係る受信通知とは別に「納付情報登録依頼」がメッセージボックスに格納されます。

電子納税(オンライン納付)ができるメッセージボックスはいろいろなアクセス方法がありますが,ここではe-Taxソフト(WEB版)を使って進めます。

e-Taxソフト(WEB版)のログイン画面です。「マイナンバーカード(PCの場合は要ICカードリーダー)+利用者証明用暗証番号」か,「利用者識別番号+暗証番号」でログインします。

スマホ版ならICカードリーダー不要です。

自分でやっても,税理士さんにやってもらっても,電子申請をしたらメッセージボックスに下記の2通のメッセージが届きます。

上記では「納付区分番号通知」となっているんですが,実際の件名は「納付情報登録依頼」です。誰が?誰に依頼?

でも,「納付区分番号通知」の方がわかりやすいですよねえ。もっといえば,件名を「納付はこちらから」にして欲しい…。

もにもにた
罠1:メッセージの件名がわかりにくい(しかも解説と名称が違う)

この「納付情報登録依頼」というメッセージをみると,「クレジットカード納付」という欄があり,分割しないならここからワンクリックで支払えます。

普通ならこれで終了なのですが,「ちょっと額が大きいので分割して,複数の銀行口座から支払いたい」という場合はどうすればいいのでしょうか。

所得税などを複数の預貯金口座に分割してダイレクト納付する

ググってみると,e-Tax公式のQ&Aがありました。これによると,「利用する預貯金口座ごとに納付税額を分割して納付情報登録依頼」をする必要があるとのことです。

そこで,「利用する預貯金口座ごとに納付税額を分割して納付情報登録依頼」をする方法を具体的に説明していきたいと思います。

「所得税及び復興特別所得税申告」から受信データ(XML形式)をダウンロードする

またメッセージボックスに戻って,今度は先ほどとは違う方の「所得税及び復興特別所得税申告」を開きます。

そうすると納める税額などの表示の下に上記のような欄がありますので,「ダウンロード(XML形式)」か「送信された申告等のデータの内容」をダウンロードします。どちらでも同じファイルがダウンロードされます。

このXMLファイルを使って,新しい「納付情報登録依頼」を作成するわけです。

新しい「納付情報登録依頼」を作成する

メインメニューの「申告・申請・納税」を開きます。サイドメニューにもありますので,そちらの「申告・申請・納税」でもOKです。

次に「新規作成」を選びます。新規から申告・申請データを作りたいわけではないので,なかなか選びにくく,ここに気付くのにだいぶ時間がかかりました。

もにもにた
罠2:納税額を分割したいという目的と「新規作成」が結びつかない

一番上の「納付情報登録依頼(納税手続の開始)」を選びます。急にやりたいことに近づいてきました。

提出先税務署を選択したら,下記の画面になります。

ここで「2」を選ぶと,先ほどダウンロードしたXMLファイルが使えます。

そして,ここもめちゃくちゃわかりにくいです。上記の画面では「拡張子が(.xtx)のファイルを読み込めます」とあるのですが,先ほどダウンロードしたのはXMLでした。

でも使えます

マジ,いい加減にして欲しい。

もにもにた
罠3:XML形式とXTX形式が同じであると知らないと詰む

ググったら上記の情報が出てくるんですけどね。「XML=XTX」という知識か類推がないと,そもそもググるという発想にも至りませんし…。

もにもにた
とにかく「解決したが分かりにくい」を100連打ぐらいしたい気分ですね!

気を取り直して,次の画面です。ここで,「訂正」を押すと金額の訂正ができます。

例えば「納める税金」が50万円の場合…

  • 30万円:A銀行用
  • 15万円:B銀行用
  • 5万円:C銀行用

などのように,この工程を3回繰り返して「納付情報登録依頼」を3つ作ります。

メッセージボックスに新しく作成した「納付情報登録依頼」が届く

新しい「納付情報登録依頼」を作成すると,このようにメッセージボックスに届きます。三分割してみました。

もちろん,最初の「納付情報登録依頼」も残ったママなので,二重納付しないように気をつけなければいけませんね。メールボックスから削除しておいた方がいいでしょう。

「やっぱり分割の仕方を変えたい」という場合も,古い「納付情報登録依頼」は使わずに,新しい「納付情報登録依頼」を作れば良いのだと思います。

まとめ

e-Taxソフト(WEB版)を使って,所得税などをダイレクト納付(銀行口座引き落とし)で複数の銀行口座に分割して納付する方法をご紹介しました。

  1. 確定申告で消費税などを電子申請すると,メッセージボックスに「納付情報登録依頼」が届く
  2. 通常ならそこから「ダイレクト納付」で支払えばOK
  3. しかし,「納める税金」の全額を1つの銀行口座で支払うのではなく,複数に分けたい
  4. 「所得税及び復興特別所得税申告」から受信データ(XML形式)をダウンロードする
  5. メニューの「申告・申請・納税」→「新規作成」→「納付情報登録依頼(納税手続の開始)」に進む
  6. ダウンロードしたXMLファイル(=XTX)を読み込ませる
  7. 金額を訂正して分割する
  8. メッセージボックスに新しく作成した「納付情報登録依頼」が来るので,そこから「ダイレクト納付」で支払う

上記の手順になります。かなり複雑なので,特別な事情が無い限り,一つの銀行口座に振込などでお金を集めた方が楽かもしれませんね。

なお,複数のクレジットカードで納付したい場合は下記の記事をどうぞ。

所得税などをクレジットカード複数枚で分割してオンライン納付する方法

2021-03-10










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