ドコモの新料金プラン「ギガホ」「ギガライト」を解説!dカードお支払割が新設




ドコモの料金プラン「ギガホ」「ギガライト」を解説します

「ギガホ」「ギガライト」|NTTドコモ

ドコモの料金プラン「ギガホ」と「ギガライト」は,2019年6月1日に始まりました。

さらに2019年10月1日からは,「dカードお支払割」が新設されました。解約金が0円または1,000円になったのは良いのですが,実は月額はあまり安くなっていません。

  • ギガホ→30GBの定額制で6,980円
  • ギガライト→1GB/3GB/5GB/7GBの段階制で2,980円~5,980円

あとでまた詳しく説明しますが,ざっくり言うと「ギガホ」と「ギガライト」の内容は上記の通りです。

そして新料金プランの導入に伴い,2019年5月31日をもってシェアパックを含む「カケホーダイ&パケあえる」「docomo with」「月々サポート」「端末購入サポート」「機種変更応援プログラムプラス」は終了となりました。

また,2019年9月30日をもって,FOMA音声プラン(ガラケー)とiモードが終了となります。iモード…ついに…。

ウェルカムスマホ割|NTTドコモ

ウェルカムスマホ割」も同じく2019年5月31日で終了となりますが,新しい「はじめてスマホ割」に引き継がれます。

注意
現在の契約状況を把握しないままに新プランに移行すると,もらえるはずだった月々サポートが消滅したり,端末購入サポートの違約金が発生したりする可能性があります。

下記の記事でも書いたように,家族で使うにはドコモは安く使える良いプランだったのですが,新料金プランでは大きな改悪となりました。特に4人以上の家族ではほぼ値上げです。

家族で使うならドコモが実は一番安い?!ドコモのプラン見直しで携帯料金を節約しよう!ドコモの利用料金を安くする9つの方法

2019-01-05

本記事ではドコモが主張する「4割減」のカラクリも含め,ドコモの新料金プラン「ギガホ」「ギガライト」について解説していきます。

ギガホ(6,980円)は回線ごとの30GB定額+オーバー後も1Mbps

まず,新料金プランでは,従来の「基本プラン」「データパック」「ISP(SPモード)」の3つがまとめられてセットになりました。

ほとんどの人はいずれも契約するわけですので,このこと自体は評価してもいいでしょう。

次にこの図ですが,ここに表示されている「4,980円」はまやかしです。図の下に小さく

「ギガホ割」と「みんなドコモ割」(3回線以上)適用時の月額料金です

と書かれています。

こちらの図を見てください。こちらの図では5,980円になっています。3割減を強調していますが,

「ギガホ」は、「みんなドコモ割(3回線以上)」適用後の料金

と小さく書かれています。ユーザー全員が3回線以上持っている前提で「3割減」はおかしくないでしょうか?

あくまで「ギガホ」の割引前の正規料金は6,980円です。ごまかしが多いです。3回線以上で5,980円,最大6ヶ月間だけ4,980円です。

これは評価できます。従来は月のデータ容量(ギガ)を使い切ると,最大128kbpsというのが一般的でしたが,「ギガホ」についてはオーバー後も最大1Mbpsまで緩めました。

ただ,1MbpsでもYouTubeなどでの動画視聴は苦しいと思います。TwitterやInstagramなど静止画メインのSNSはいけるでしょうが。

もにもにた
でも1Mbps制限だったら「メガホ」じゃん!30GBの制限があるのに「ギガホ(ギガ放題)」はおかしい!

ドコモ光とのセット割は回線ごとに1,000円割引と効果が高くなりました。以前はシェアパック(家族で1つ)に対しての割引だったので,回線ごとへの割引となると,家族の人数分割引が受けられます。

以前の「カケホーダイ」や「カケホーダイライト」は,「通話オプション」という形に変わりました。

  • 5分通話無料オプション:+700円(税抜)
  • かけ放題オプション:+1,700円(税抜)

このアップ金額は旧プランと近いです。必要に応じて付けるといいでしょう。

ギガライト(2,980円~5,980円)は1GB~7GBの段階制+オーバー後は128kbps

ギガライトも従来の「基本プラン」「データパック」「ISP(SPモード)」の3つがまとめられてセットになりました。

ギガライトは6ヶ月限定の「ギガホ割」がありません。上記は「みんなドコモ割」(3回線以上)適用時の月額料金です。

ギガライトも割引前の正規料金は2,980円~5,980円です。お間違いなく。

そしていよいよ「4割減」の話です。ドコモの報道発表資料によると,上記の「ギガライト」について,

  • 旧プランの「ベーシックシェアパック」~1GB(家族3人で5GBまで):(980円+300円)×3+6,500円=3,446円
  • 新プランの「ギガライト」~1GB(家族3人が1GBまでずつ):1,980円

段階制プラン同士の比較で4割減になったと主張しています。

もにもにた
めちゃくちゃ限定的ぃ!そもそも,ベーシックシェアパックは5GBまで6,500円なので,3人で分け合うと1.66GB/人。比較対象にもごまかしが?!

ある一部分だけの数字を見せて「達成した」とするのは,非常にお役所的な印象です。

3回線以上で1,000円/月割引になる「みんなドコモ割」は「ギガライト」にも適用されます。

ただ,「5GB/月を超えるなら、ギガホ(30GB)を選択したほうがおトク!」はどうでしょうか。ギガライト~7GBもギガホも4,980円と言いたいのでしょうが,「ギガホ割」は6ヶ月しか適用されませんので。

もちろん,月7GBを超えると128kbpsになるので不便なのはわかりますが,どうもごまかしが多く感じです。

ドコモ光セット割も,ギガライトでも適用されます。ただし上記の通り,割引額はデータ利用量によって差があります。

  • ギガライト~7GB=1,000円割引
  • ギガライト~5GB=1,000円割引
  • ギガライト~3GB=500円割引
  • ギガライト~1GB=割引なし

以前の「カケホーダイ」や「カケホーダイライト」は,「通話オプション」という形に変わりました。

  • 5分通話無料オプション:+700円(税抜)
  • かけ放題オプション:+1,700円(税抜)

このアップ金額は旧プランと近いです。必要に応じて付けるといいでしょう。

ケータイプラン(1,200円)はガラケーユーザーには嬉しい低価格

ケータイプランはドコモケータイ(Xi契約)向けのプランです。いわゆるガラホ(外見はガラケーで中身はAndroid)ですね。

上記のような機種が販売中です。

以前の「カケホーダイ」や「カケホーダイライト」は,「通話オプション」という形に変わりました。

  • 5分通話無料オプション:+700円(税抜)
  • かけ放題オプション:+1,700円(税抜)

このアップ金額は旧プランと近いです。必要に応じて付けるといいでしょう。

ケータイプランに対する「ずっとドコモ特典」が最大3,000P→1,200Pに

2019年10月の改正電気通信事業法の施行に伴い、1年に1か月分の料金を超える長期利用者への特典が禁止となるため、10月以降に「ケータイプラン」に加入されたお客さまの「ずっとドコモ特典」を最大3,000ポイントから最大1,200ポイントに見直します。

https://www.nttdocomo.co.jp/info/news_release/2019/09/17_00.html

ろくなことせんな!総務省!

データプラス(1,000円)だとスマホとタブレットの2台持ちでお得

同一ご契約名義の「ギガホ」もしくは「ギガライト」契約回線がある場合のみ,月額1,000円でデータプラスが使えます。

メインにiPhoneかAndroidスマホ,2台目にiPadなどのタブレットを使う方にはお得ですね。

キッズケータイプラン(500円)はファミリー割引で適用可

キッズケータイプランは,月500円で使えるのが魅力です。2019年10月1日からは,定期契約の解約金も1,000円になったのでさらに気軽に使えます。

ただし,キッズケータイ専用の料金プランで,利用者が12歳以下の場合に限り申込み可能です。また,単独でのご契約はできません。同一「ファミリー割引」グループ内において「キッズケータイプラン」以外の回線契約が必要です。

「4割減」のもう一つの計算モデル

ところで「ギガホ」「ギガライト」発表時に「月額料金4割減」をやたらにアピールしていました。

その内実はどうかというと,絶妙に「4割減」になるように作られたモデルが上記の図です。これにしたって,6ヶ月しか4割減になってないですけど…。

家族3人というところが絶妙で,家族4人以上になると旧プランがどんどん有利になっていきます。

3人でも全員「ギガホ」で6ヶ月間のギガホ割が終わると,5,980円×3人=17,940円ですね。まあ,この場合は3人で計90GB使えますので逆に公平な比較ではありませんが。

「はじめてスマホ割」で1,000円/月割引あり:「ウェルカムスマホ割」から引き継ぎOK

以前にもガラケーからスマホへの契約変更で「はじめてスマホ割」という名称の割引がありましたが,同名で復活するようです。

「ギガホ」でも「ギガライト」でも1,000円/月が12ヶ月限定で割り引かれます。

「ウェルカムスマホ割」適用中のお客さまは、「ウェルカムスマホ割」の終了日を引き継いで、「はじめてスマホ割」を適用します。

詳細ページがまだないようですが,「ウェルカムスマホ割」がそのまま「はじめてスマホ割」に引き継がれるようです。

「ウェルカムスマホ割」については下記のページで解説しています。

ドコモのウェルカムスマホ割で家族のスマホ料金をおトクにする方法!特価BLでもOK!

2018-11-06

「dカードお支払割」で170円/月安くなる…というか解約金が1,000円→0円になるだけで月額は同じ

2019年10月1日から,総務省の方針により2年定期契約の解約金が1,000円になりました。

ドコモはさらに解約金を0円にする条件として,「携帯電話料金のdカードでの支払い」を条件とした「dカードお支払割」を始めました。

一見すると「dカードお支払割で毎月170円安くなる」に見えますが,実は解約金1,000円の定期契約ありと同じ金額になるように見せかけただけです。

どうせだったら,定期契約なしとdカードお支払割の差を1,000円とかにすれば見栄えが良かったのに…。まあ,解約金1,000円で毎月1,000円高くなる定期契約なしを選ぶ人はいませんが。

170円の根拠は,半年分(170円×6ヶ月=1,020円)とかですかね。それにしても,わかったようなわからんような根拠です。定期契約は2年(24ヶ月)ですしね。

まとめ

割引前料金 みんなドコモ割
(3人以上)
ギガホ割
(6ヶ月間のみ)
ドコモ光セット割 はじめてスマホ割
(12か月間)
ギガホ 6,980円 -1,000円 -1,000円 -1,000円 -1,000円
ギガライト
~7GB
5,980円 -1,000円 -1,000円 -1,000円
ギガライト
~5GB
4,980円 -1,000円 -1,000円 -1,000円
ギガライト
~3GB
3,980円 -1,000円 -500円 -1,000円
ギガライト
~1GB
2,980円 -1,000円 -0円 -1,000円

ドコモの新料金プラン「ギガホ」「ギガライト」で安くなるのはごく限られた人でしょう。家族4人以上の場合は,だいたい値上げになると思います。

上記のような感想を持つ人が多いのも無理ないと思います。しかし,NHKは「値下げになった!」と提灯報道。やめてほしいですね。

ただ,2019年10月1日から2年定期契約の解約金が1,000円(dカードお支払割で0円)になったのはユーザーには喜ばしいことです。

その反面,

  • 月額が10%安くなったかならないか
  • 2019年10月1以降の「完全分離プラン」では端末の割引がなくなり,ほぼ定価でしかスマホが買えなくなる可能性もある
  • 「ケータイプラン」における「ずっとドコモ割」が最大3,000Pから1,200Pに激減

など,解約金減額に見合わない改悪も多いです。何をしてることやら…。

「完全分離プラン」については下記をどうぞ。

「完全分離プラン」とは何か?総務省「モバイルサービス等の適正化に向けた緊急提言」を読み解く

2019-03-13










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