ドコモの料金プラン「5Gギガホプレミア」「ギガホプレミア」「5Gギガライト」「ギガライト」を解説します


docomoの料金プラン「5Gギガホプレミア」「ギガホプレミア」は2020年4月1日提供開始です。旧「ギガホ」「ギガライト」は,2019年10月1日からでした。早いリニューアルです。
- 5Gギガホプレミア→データ無制限で6,650円(旧「5Gギガホ(7,650円)」より1,000円安く)
- ギガホプレミア→60GBで6,550円
- 5Gギガライト→1GB/3GB/5GB/7GBの段階制で3,150円~6,150円
- ギガライト→1GB/3GB/5GB/7GBの段階制で2,980円~5,980円
あとでまた詳しく説明しますが,ざっくり言うと各プランの内容(値引き前)は上記の通りです。
「5Gギガホプレミア」と「ギガホプレミア」の差が100円/月しかないという点が注目です。
「ギガホプレミア」では,旧ギガホの「ギガホ増量キャンペーン」が恒久化された形ですね。

新規受付終了したプラン
そして新料金プランの導入に伴い,2019年5月31日をもってシェアパックを含む「カケホーダイ&パケあえる」「docomo with」「月々サポート」「端末購入サポート」「機種変更応援プログラムプラス」は終了となりました。
また,2019年9月30日をもって,FOMA音声プラン(ガラケー)とiモードが終了となります。iモード…ついに…。
「ウェルカムスマホ割」も同じく2019年5月31日で終了となりますが,新しい「はじめてスマホプラン」に引き継がれます。
下記の記事でも書いたように,家族で使うにはドコモは安く使える良いプランだったのですが,新料金プランでは1端末ごとのシンプル料金体系になりました。
本記事ではドコモの新料金プラン「5Gギガホプレミア」「ギガホプレミア」「5Gギガライト」「ギガライト」について解説していきます。
5Gギガホプレミア(6,650円)はなんとデータ容量無制限!しかも安い

今回の目玉は「5Gギガホプレミア」です。5Gギガホプレミアは,なんとデータ容量無制限!しかも安い。
旧「5Gギガホ(7,650円)」より1,000円安くなりました。
【2021年4月1日(木曜)提供開始】
データ通信料も月額料金に含まれた5G専用の料金プランです。
毎月の利用可能データ量が無制限!4Gエリアでもデータ量無制限でご利用になれます。また、3GB以下の月は1,500円(税抜)おトクにご利用になれます。
もちろん,その名の通り5G対応。4Gエリアでもデータ無制限です。
- 5Gギガホプレミアは6,650円(税抜)
- 3GBまでなら5,150円
- みんなドコモ割(3回線以上)で-1,000円
- dカードお支払割で-170円
- ドコモ光セット割で-1,000円
あとは追加で音声オプションが付けられます。
- 5分通話無料オプション:+700円(税抜)
- かけ放題オプション:+1,700円(税抜)
ギガホプレミア(6,550円)は回線ごとの60GB定額+オーバー後も1Mbps
ギガホプレミアは,60GB定額のプランです。5Gギガホプレミアと100円/月しか差が無いのがポイントです。
【2021年4月1日(木曜)提供開始】
データ通信料も月額料金に含まれた料金プランです。
毎月の利用可能データ量がたっぷり60GBまで使える!容量超過後も送受信最大1Mbpsの速度で利用可能です。また、3GB以下の月は1,500円(税抜)おトクにご利用になれます。
まあ,60GBあればかなりゆとりはあると思いますが,これからはデータ量もどんどん増えてくるでしょうし無制限に越したことはありませんね。
60GBを使い切った後も,最大1Mbpsで使えるのはメリットが大きいですね。
- ギガホプレミアは6,550円(税抜)
- 3GBまでなら5,050円
- みんなドコモ割(3回線以上)で-1,000円
- dカードお支払割で-170円
- ドコモ光セット割で-1,000円
あとは追加で音声オプションが付けられます。
- 5分通話無料オプション:+700円(税抜)
- かけ放題オプション:+1,700円(税抜)
5Gギガライト(2,980円~5,980円)は1GB~7GBの段階制+オーバー後は128kbps
5Gギガライトは,5G対応しただけでほとんどギガライトと変わりありません。
データ通信料も月額料金に含まれた5G専用の料金プランです。毎月1~7GBまでの間で、データ量を使った分に応じて支払えるのでムダなく利用可能です。
7GB超過後の通信速度は、送受信最大128kbpsとなります。
- 5Gギガライトは7GBまで6,150円(税抜)
- 1GBまで3,150円/3GBまで4,150円/5GBまで5,150円
- みんなドコモ割(3回線以上)で-1,000円
- dカードお支払割で-170円
- ドコモ光セット割で-1,000円
5Gギガライトを選ぶぐらいなら,20GBまで使えるahamo(アハモ)の方が断然オススメです。
あとは追加で音声オプションが付けられます。
- 5分通話無料オプション:+700円(税抜)
- かけ放題オプション:+1,700円(税抜)
ギガライト(2,980円~5,980円)は1GB~7GBの段階制+オーバー後は128kbps
ギガライトは,主要プランの中では唯一の生き残りとなります。
- ギガライトは7GBまで5,980円(税抜)+解約金1,000円
- 1GBまで2,980円/3GBまで3,980円/5GBまで4,980円
- みんなドコモ割(3回線以上)で-1,000円
- dカードお支払割で解約金1,000円が0円に
- ドコモ光セット割で-1,000円
ギガライトを選ぶぐらいなら,20GBまで使えるahamo(アハモ)の方が断然オススメです。
あとは追加で音声オプションが付けられます。
- 5分通話無料オプション:+700円(税抜)
- かけ放題オプション:+1,700円(税抜)

4G端末での5G契約SIM利用は実際には動作する端末も多いが動作保証対象外
4G端末でも5G契約で動作する端末(iPhoneならXR以降。詳しくはこちら)はありますが,ドコモ公式としては動作保証対象外となります。
動作保証対象外でもいいから4G端末のまま,データ無制限の「5Gギガホプレミア」を契約したい!という場合はどうなのでしょうか。
5Gのご契約とご利用機種
- 5Gでご契約されるためには、5Gの機種が必要となります。
- 5Gのご契約で5G機種をご利用の場合、3G通信はご利用いただけません。
(一部機種※は3G通信可能ですが、2020年11月10日(火曜)から3G通信をご利用いただけなくなります。)
※Galaxy S20 5G SC-51A、Galaxy S20+ 5G SC-52A、AQUOS R5G SH-51A、Galaxy Note20 Ultra 5G SC-53A、Galaxy A51 5G SC-54A- 4Gをご契約のまま、5G機種をご購入することはできません。
上記の「5Gの機種が必要」の解釈次第となります。自己申告で良いのか,端末提示が必要なのか。はたまたオンラインの場合はどうなるかなど,実践してみないとわからないことが多いのが現状です。
ちなみに,5G端末での4G契約SIMの利用も動作保証対象外です。これも実際には動作する場合も多いようですが…。
ケータイプラン(1,200円)はガラケーユーザーには嬉しい低価格
ケータイプランはドコモケータイ(Xi契約)向けのプランです。いわゆるガラホ(外見はガラケーで中身はAndroid)ですね。
以前の「カケホーダイ」や「カケホーダイライト」は,「通話オプション」という形に変わりました。
- 5分通話無料オプション:+700円(税抜)
- かけ放題オプション:+1,700円(税抜)
このアップ金額は旧プランと近いです。必要に応じて付けるといいでしょう。
ケータイプランに対する「ずっとドコモ特典」が最大3,000P→1,200Pに
2019年10月の改正電気通信事業法の施行に伴い、1年に1か月分の料金を超える長期利用者への特典が禁止となるため、10月以降に「ケータイプラン」に加入されたお客さまの「ずっとドコモ特典」を最大3,000ポイントから最大1,200ポイントに見直します。
https://www.nttdocomo.co.jp/info/news_release/2019/09/17_00.html
ろくなことせんな!総務省!
データプラス(1,000円)だとスマホとタブレットの2台持ちでお得
同一ご契約名義の「ギガホ」もしくは「ギガライト」契約回線がある場合のみ,月額1,000円でデータプラスが使えます。
メインにiPhoneかAndroidスマホ,2台目にiPadなどのタブレットを使う方にはお得ですね。
上記の記事で,データプラスについてさらに詳しく解説しています。

キッズケータイプラン(500円)はファミリー割引で適用可
キッズケータイプランは,月500円で使えるのが魅力です。2019年10月1日からは,定期契約の解約金も1,000円になったのでさらに気軽に使えます。
ただし,キッズケータイ専用の料金プランで,利用者が12歳以下の場合に限り申込み可能です。
また,単独でのご契約はできません。同一「ファミリー割引」グループ内において「キッズケータイプラン」以外の回線契約が必要です。
「はじめてスマホプラン」で1,000円/月割引あり
2021年4月1日から「はじめてスマホプラン」が実施されています。データ量1GBと限られていますが,かなり安いですね。
基本的には従来の「はじめてスマホ割」をほぼ引き継いだ内容になっています。
対象となるお手続き
契約変更(FOMA→Xi、FOMA→5G)
MNPポートインでの新規契約(他社3G回線ご利用者)※
すべてのお手続きにおいて、持ち込み機種でのご契約も対象です。
FOMAからの契約変更,および他社3G回線から乗りかえ(MNPポートイン)をする方が対象です。
ごく限られた用途で安く維持したい人におススメです。
「U15はじめてスマホプラン」ならさらにおトク
2021年7月7日から「U15はじめてスマホプラン」が始まりました。データ量3GBと限られていますが,かなり安いですね。
対象者
お申込み時に、ドコモに利用者登録される方が「15歳以下」であること
対象となるお手続き
- 新規契約
- 契約変更※9(FOMA→Xi、FOMA→5G)
- Xi(利用中端末がフィーチャーフォンに限ります)からの機種変更・料金プラン変更(Xi→Xi)・契約変更(Xi→5G)※10
- 他社回線(利用中端末がフィーチャーフォンに限ります)からのMNPポートイン※10
- 他社3G回線からのMNPポートイン
年齢条件がありますが,それさえクリアすればかなりのおトク度です。
「dカードお支払割」は解約金が1,000円→0円になる方式から170円値引き方式に
新しい「5Gギガホプレミア」「ギガホプレミア」では,「dカードお支払割」は解約金が1,000円→0円になる方式から170円値引き方式に変更になりました。
シンプルになったので良いことだと思います。
以前の「ギガホ」「ギガライト」では,「dカードお支払割」は解約金が1,000円→0円になる方式でした。
2019年10月1日から,総務省の方針により2年定期契約の解約金が1,000円になりました。
ドコモはさらに解約金を0円にする条件として,「携帯電話料金のdカードでの支払い」を条件とした「dカードお支払割」を始めました。詳細は下記の記事で。
一見すると「dカードお支払割で毎月170円安くなる」に見えますが,実は解約金1,000円の定期契約ありと同じ金額になるように見せかけただけだったわけです。
ドコモのギガプラン契約ならAmazonプライムが1年間無料
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「ドコモのギガプラン」※3をご契約の方を対象として、「Amazonプライム」の会員特典を1年間ご利用いただけるドコモのお客さま特典(以下、本ドコモの取組みを「本特典」といいます)を提供します。
「ドコモのギガプラン」とは、「5Gギガホ プレミア」「5Gギガホ」「5Gギガライト」「ギガホ プレミア」「ギガホ」「ギガライト」の総称です。
対象料金プラン拡大キャンペーン実施中
提供開始を記念して、「5Gギガライト」「ギガライト」をご契約の方も本特典のお申込みいただけるキャンペーンを実施しております。
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ドコモのギガプラン契約者ならディズニープラスが最大3ヶ月割引きされます。
料金プラン「ドコモのギガプラン」&「ディズニープラ2」(月額990円税込)
両方契約で、毎月最大990円税込を3か月間割引!
まとめ

割引前料金 | みんなドコモ割 (3人以上) |
dカードお支払い割 | ドコモ光セット割 | |
---|---|---|---|---|
5Gギガホプレミア | 6,650円 | -1,000円 | -170円 | -1,000円 |
ギガホプレミア | 6,550円 | -1,000円 | -170円 | -1,000円 |
5Gギガライト ~7GB |
6,150円 | -1,000円 | -170円 | -1,000円 |
5Gギガライト ~5GB |
5,150円 | -1,000円 | -170円 | -1,000円 |
5Gギガライト ~3GB |
4,150円 | -1,000円 | -170円 | -500円 |
5Gギガライト ~1GB |
3,150円 | -1,000円 | -170円 | -0円 |
ドコモの新料金プラン「5Gギガホプレミア」,データ無制限でこの価格はすごいです。旧「5Gギガホ(7,650円)」より1,000円安くなりました。
- 5Gギガホプレミア→データ無制限で6,650円(旧「5Gギガホ(7,650円)」より1,000円安く)
- ギガホプレミア→60GBで6,550円
- 5Gギガライト→1GB/3GB/5GB/7GBの段階制で3,150円~6,150円
- ギガライト→1GB/3GB/5GB/7GBの段階制で2,980円~5,980円
- Amazonプライムが1年間無料
- ディズニープラスが最大3ヶ月割引き
「ギガホプレミア」の60GBでも余裕あるとは思いますが,「5Gギガホプレミア」のデータ無制限は魅力的ですね!
「5Gギガライト」「ギガライト」はあまり使い道がありませんね。
ギガライト系を選ぶぐらいなら,20GBまで使えるahamo(アハモ)の方が断然オススメです。
それはそうと,スマホ本体はすっかり安く買えなくなりました。その理由である「完全分離プラン」については下記をどうぞ。

https://www.watch.impress.co.jp/docs/news/1180/138/amp.index.html
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